雑学 |
2018年が始まり、早一ヶ月が経とうとしている。
毎週末、川上村通いで飽きもせず、
壁にへばりついている!!
ブログネタに乏しい!??
今回は目先を変えて、クライマーには
全く関係のない雑学ネタを伝えようと思います。
暇つぶしに読んでみてください。
先日、久しぶりに良い材が手に入った。
中でも鮎釣りは長きに渡り、飽くことなく続けている。
趣味の倉庫部屋の壁には、数多くの手作りタモが
ぶら下がっている。
曲げて乾かされたまま、15年以上は経ってる!!
(ちなみに、楕円の方はフライフィッシング用、
小丸の物はアマゴ等の渓流釣り用)
芯材から左右に均等に張り出した枝。
最高材とされるのはイチイ科に属する
カヤの木だ。
高級な将棋盤や碁盤に使われる。
成長が遅く、近年は山に分け入って探しても
見つけることがとても難しい木だ。
タモ枠における枝ぶりは左右二方出より三方出、
四方出、五方出が希少とされ、拘りの出る部分だ。
大きな水槽などで水漬け出来れば、
慌てる必要はないが、そんなものは無い!!!
表皮が渇く前に、とにかく剥ぐ!!
時間が経って乾かしてしまうと、剥ぐことが
とても大変な作業になってしまう。
ワンポイントとして、切り口には木工用ボンドを
塗っておくとよい。
芯割れを防ぐことができる。
使えなくなってしまうので、速やかに進める。
用意するのは、コンロとヤカン。
そして[溜め木](タメギ)と呼ばれる、
カシの木で作られた二本の冶具だ。
(ピーピーとうるさいので、鳴らないように
細工はしてある‥(笑))
溜め木を使い、枝を根元から順番に曲げてゆく。
縛り上げる。
また失念されて、忘れ去られなければ良いのだが・・・!!?
(川釣りをやらない人には、全く何のことやら
サッパリだったか・・・!?)
忘れてなければ、2年後にこの雑学の仕上げ編
(削り出し→研ぎ→塗装)を、書きたいと思う。
by 隊長