2019キャンフェスお手伝い(後編) |
前編の続き
3日
キャンフェスボランティアスタッフの仕事は、
昨日一日でお役御免。
今日は自由行動が許されている。
各グループ、それぞれの遊び場を見つけ散らばってゆく。
そのまま帰路に着く計画だ。
朝一の中山乗越までの上り坂。
二日酔いの体には、こたえる!!
シンガリでゼーゼーしながら、皆についてゆく。
天気予報では、今日は崩れそうなことを言っていたが
良い天気だ!
行者小屋から見える阿弥陀岳が朝日に照らされ始めた。
聞こえてくるのは、小鳥のさえずりと
自分が雪を踏みしめる音だけ。
凛と冷えた空気を吸い込む!
心が洗われるような気がする。
係長達は小滝で遊ぶと言う。
「くれぐれも・・・」と言い残し、
ヨッシー、ミッチーと共に大滝へと向かった。
見えてきた南沢大滝。
(ウォ~!!デッケエ~!!!)
その威圧感に思わずたじろぐミッチー!
態勢に入っていた。
「がんばって~!!!」
(あと少しだ!ガンバ!!)
(しかたがない!? 俺らも、やるか・・・)
腰にロープを結んだ。
(クァ~! 怖ェ~!!)
さすがに高い!!
一気に登り上げるのは大変なことだ。
落ち着いた良い登りだ。
大したものだ!
皆(もう、お腹いっぱい・・・)の顔つきだ。
人でなしと言われるかもしれないが、再びエイゾーに
ロープが結ばれた!?
「支点回収、よろしく~」
エイゾーは文句も言わず、黙ってバイルを振り始めた。
(難儀してリードして、皆の遊び場を作ったというに、
その俺に、回収までさせるとは・・・なんちゅう、連中だ・・・)
と、きっとエイゾーは心の中で思っていたに違いない!??
(やっぱし、こいつら人でなしだな!!?)
の声だけは景気が良い。
係長達も遊びを終わり、大滝見物に上ってきた。
「さあ、帰ろうか!」
楽しく遊べた!
外氷は怖いけど、達成感を得ることが出来、楽しい!
私にとっては、アプローチだけがネックだが・・・
来週からは月末の岩根ツリーカップに向けて、
岩根詣でだ。(どこまで戦える・・・!??)
by 隊長