そ~いえば・・・!?(11月3日) |
今年になって、まだ一度もフリークライミングに
取り組んでいない自分に気がついた!!
指先もヤワヤワになっている!
足先のシューズたこも、なくなった!!
そして体も、動きを忘れたような気がする!!!
(これはイカン!このままだと只の [口だけ爺] になってしまう・・・)
皆にお付き合いお願いの配信をした。
(どこへ行こう!?豊田の岩場にも飽きたし・・・
どうせなら未知の所へ行こう)
まだ行ったことのない、美濃の岩場に行先を決めた。
3日
とは言っても、初めての所だけに
車の停め場所も、アプローチ入り口も分からない!?
岩場開拓者に案内をお願いした。
いつもアプローチ・ゼロの岩場で遊んでいるジャンキー達。
意外と急で長いアプローチに、息を切らした。
長いと言っても、30分程でベースに着いた。
(私には30分でも十分・・・!?)
何かに追われているかのように、皆慌てて戦闘装備を身に付けた!
まずはウォーミング・アップをさせてもらうが
どこまで自分を、追い込めばいいのか分からない?
ここで頑張りすぎて、指先が耐えられなくなったら
これだけで一日が終わってしまう!!
怖くてカチが立てられない。
向こうでは、これまた今年初クライミングのタケゾーが
ゴルゴにしごかれている!
フリークライミングの岩場ではあるが、すべてトップロープの遊び場だ。
今日のメンバーには、打ってつけ???
ウォーミング・アップを済ませたミッチーが、新たな課題に
ロープを掛けてきた。
そしてオブザベーションに没頭!
(さあ!どうすべ・・・?)
こういう、右へ行ったり、左へ行ったりする
動きの面倒くさい課題は、まずコンゾーに偵察させるにかぎる!?
「コンゾー、ちょっと行って様子を見て来い!」
だが、いきなりハードルを上げられてしまった!!
(あ~あ!最後まで行っちまったよ!!)
続いて、モリゾーがチャレンジする。
どうも、この先2m程のトラバースが第一核心のようだ!
モリゾーの凄い所は、決してクライミングシューズを
履こうとしないことだ???
どんなところでも、ファイブ・テンのガイドテニーで挑もうとする。
頑なに、あのクライミングシューズの拷問を拒んでいる。
(あれも慣れてしまえば、快感に換わるのに・・・?)
ちょっとだけ、ヤル気が湧いてきた!!
「俺、やってみるわ!」
こうなったら、ナリフリかまっていられない!?
ムーブもへったくれも、ありゃしない。
手当たり次第にホールドを掴み、足を掛け、前進あるのみ!!?
徐々に、腕が死んできた!!
「お~い!!この先、俺はど~すればいいんだ~?」
天に向かって、大きく吠えた。
案内人二人は先回りして、次々に新課題にロープを掛けてくれる。
終了点から振り返れば、素晴らしい景色が広がっていた!!
美濃でこんな綺麗な紅葉を、見ることができるなんて
知らなかった。
そして、股下を覗けば皆がアホ面で見上げている。
今日は良い一日になりそうだ!
皆でワイワイ騒ぐ、この楽しさ。
忘れていた何かが、こみ上げてくる!
天気予報では夕刻からの雨だったが、意外と早く
ポツポツとしだした!!
もてなされている身ゆえ、こちらから 「終わりましょう」 とは言えない。
(お前、本職は何なの? 何のためにトレーニングをしてる?)
皆お腹一杯になってきたようだ!
ジャンキー達にしては、やり過ぎた!!
最後の一本。責任払いだ!
(まだ~!早く帰ろ~よ・・・)
下で待ちくたびれる、つくづくな奴ら!
ついに来た!!
いきなり大粒の雨!
慌てて、あちこちに残してあったロープを回収し
ベースに戻った時には、皆、びしょ濡れになっていた。
「だから、早く帰ろうって言ったじゃないすか!」
「え~い、うるさい!うるさい!!」
脱兎のごとく、車へと逃げ帰った。
最後は慌ただしかったが、私にとって久々のフリークライミング。
本当に楽しかった!!
冬までにもう少し頑張りたいが、休みが足りない。
先月の祭り後に、腑抜けていた時間が余分だったか!?
来週は、御在所でアルパインの予定。
12月に入れば、すぐにアイスクライミングだ。
庭師もやらなければ・・・!
秘密兵器も完成させなければ・・・!
そして、すぐに正月!
(あ~!!忙し、忙し!!!)
by 隊長