ジムニー乗ってボルダリング??? |
8月30日
長いこと訪れていない
豊田の岩場に行くことになった。
1週間ほど前、イチローから電話が入った。
「隊長、30日ボルダリング行きません!??」と
(コイツ突然何の話だ?・・・。しかも、30日って
平日じゃないか!・・・)
(ま!いいっか!!)
都合よく仕事もサボれそうだし!!?
詳しい内容も聞かぬまま、「あ~、いいよ!」と
返事をした。
朝、集合場所であるゲレンデ近くのコンビニに
集まったのはイチロー以外見ず知らずの7人だった。
車のナンバーも品川、姫路、岐阜、岡崎、尾張小牧と
訳の分からない面子だ。
細かい自己紹介も済まさないまま、
目的地に向かうことになった。
が!行きたいところは決まっているが
行き方が分からないと言う。
どうやら、道案内が出来るのは私だけのようだ。
私とて5年以上は通ったことのない道だ。
ナビにも載っていないようなマイナー道を
6台の車が連なって進む。
なんとか、彼らの希望する地へ辿り着いた。
雑誌の取材だと言う。
それも二つ別々の媒体が相乗りしての取材だ!!
何故、私がここに存在するかを説明すると
取材企画人は姫路にある[オフロードサービスタニグチ]の
オーナー。
彼が元の職場である岐阜の[クライミングジムBumpy]に
アレンジを依頼。
そして、ジムに入り浸りの客イチローにサポートを依頼。
そして、奴は私に電話をして、呼び出した訳である!
取材テーマは「ボルダリングに挑戦!!」
一つの雑誌は、[Jimny PLUS]という
ジムニーのカスタムに特化した雑誌。
気軽に出かけた道端でボルダリング。
ジムニーが写り込む岩でのボルダリング風景の撮影が条件で
この場所が選ばれたらしい。
雑誌内の特集記事である。
そしてもう1社は、なんと!!
[4×4MAGAZINE]
四駆乗り達のバイブルだ(だった??)。
乗り繋いできた、コテコテの四駆乗り(のつもり!?)だ。
私にとっても、バイブルであり
ランクルから離れるまで25年近く買い続け、
読み続けた雑誌である。
自分の車にも、金を注ぎ込んでいた!!
[4×4MAGAZINE]も変わっていった。
ランクルもクロスカントリーではなくなり、
ラグジュアリーへと変身していった。
自分が欲していた車ではなくなった時、
ランクルは諦めた・・・。
そして、[4×4MAGAZINE]の購読も止めた。
偶然のこととはいえ、過去と触れ合ったような気がして
高揚した。
取材に来ていたのは現編集長とカメラマン。
(そうだ!!?)ハスラーに、良いものが積んであるのを
思い出した。
雨具代わりにでも使おうと
ドアポケットに突っ込んであった物だ。
20年ほど前に社から貰ったノベルティー。
編集長、目を丸くして大喜び。
暫し、昔話のよもやまに花が咲いた。
(いかん!いかん!!仕事仕事)
昨今の活字離れ、紙離れは[4×4MAGAZINE]に
おいても例外ではなく、新たな情報発信の場として
WEBマガジンが提供されている。
その中の動画記事としての取材。
まずはロケーションの設定だ。
ホントにしがみつけるんかい!!??)
試しに取り付いてみる。
撮影スタート!
ジムニー写りの撮影が終わり、今度は岩遊びの撮影だ。
遊べそうな岩を見つけ、ボルダリング撮影開始。
ボルダリングという、私が最も興味を惹かれない遊びだが
何だか楽しかった!!
(毛嫌いせずに、たまにはやってみるか!??)
昼近くになり、日が高くなった。
もう暑くて、いつまでもやってられない!
(大体やね~!この時期に豊田の岩場ってどうなのよ!!?)
(虫は凄いし、暑いし!!)
「はい!終わり~、終わり~!!」
「飯食いに行こ~」
山中いたる所に美味しそうなキノコが生えている。
(こいつら、食えるのか・・・???)
(早く涼しくなんね~かな~)
by 隊長