2018モンチュラカップ奮戦記(前編) |
昨年に引き続き、今年も岩根山荘アイスツリーにて、
アイスクライミングコンペが開催された。
今回も沢山の参加者で賑わった!
イタリアンレッドのモンチュラブースが鮮やかだ。
ヨシゾーとエイゾーが大会スタッフとして参加。
良い天気となった2月24日の朝!
今日は10時からの開会式でスタートだ。
すでに、予選課題のルートセットは完了しているようだ。
(いつも催し事に文句ひとつ言わず、快く手伝ってくれ、
ジャンキーの株を上げてくれてる! 感謝、感謝!!)
今回もセッターを請け負ったワールドカッパーのナカシーが、
にこやかに出迎えてくれた。
「駈け足~、前へ進め~!!」
大役を仰せつかった!!
「宣誓!! 我々選手一同は、スポーツマンシップはさておき!??
ライバルの失敗を願い、ライバルの足を引っ張る!
しかしながら、ライバルと酒を酌み交わし、場を盛り上げ、
怪我なく精一杯、楽しむことを誓いま~す!!!」
与えられた。
番号が付くと、気合が入る!!?
ビギナークラスは、アイスパート5ルート。
オープンクラスはアイスが1ルート、ドライが3ルートの
セッション形式で争われる。
ビレイは選手同士で行うが、タイムキープ、ジャッジはスタッフが
容赦なく任務を果たす!
他人との戦いだが、シーズン初めに設定した自分への
挑戦でもある。
一日の中で、4ルートをどの順番で攻略するかは
作戦の立てどころである!!
余力のあるうちに得点を稼ぐか? 難儀に挑戦するか??
(取り敢えず、ポイントを稼ぐか!!)
比較的自分好みの、ルート1に取り付いた。
バイルを打ち込み始めた!!
ドライとは似て非なる動きを要求される。
セッターの性格が色濃く出てる、窮屈で、
苦しいムーブの連続だ!!
馬鹿にはできない!!?
決勝進出のカギともなったパートだ。
順番待ちが大変なようだが、皆大騒ぎで楽しんでいるようだ!
叩けばOK!!
トラバースをこなし
これは、私には好きな動きだ!?
これをドライルートと言って良いのか・・・!??
(セッターの手抜きとしか思えない・・笑・笑・笑!!)
9mほどの鎖が、ぶら下げてあるだけだ!!!
過去の大会でも苦しめられた虐めアイテムだ。
この鎖をフィギア4、フィギア9を駆使して
登り上げてゆく。
もちろん鎖全てがルートなわけだから、アイゼンの爪を使い
アルパインムーブでも、問題ない。
端から完登は諦めているが、少しでもポイントを稼ぐため
慣れないことに喘ぎ声をあげた!
15時半をもってして、予選競技の終了だ。
あとは予選リザルトの発表を待つのみ!!
ずいぶん待たされたが、やっと成績が発表された。
決勝進出は男子が8位まで。
女子は6人しかいないため、全員進出!!
(やった~!やったった~!!)
なんとギリギリの8位ではあるが、決勝進出である!!
中身はともかく、素直に嬉しい!
皆のお祝いの言葉に、頬が緩む!!
もちろん、ミッチーも4位で進出だ!!
正月過ぎから毎週のごとく、真面目にトレーニングをしてきた
甲斐があった!!
(さあ!これで今日は美味い酒が飲めるぞ・・・!!)
(悔しい酒を、飲まなければならない連中もいるだろうが・・・!?)
朝の宣誓の有言実行だ!!!?
だがそんな選手達のお気楽を他所に、スタッフ達の戦いは
まだ続いていた!!!
本当にお疲れさん!! ありがとう!!
さて、明日の戦いはどうなる!??
悔いの残らぬよう、目一杯抗うぞ・・・!!
(今晩は飲まない・・・つもり・・・!??)
後編に続く
by 隊長