やっとかめな小川山(一日目) |
盆が過ぎ、少し涼しくなってきた。
それにしても、今年の夏は暑かった!
記録になるような、灼熱地獄が続いていた!
そんな最中の7月28~29日、やっとかめな外岩遊びを
企てた。
(補:[やっとかめ]とは、名古屋弁で久しぶりという意味)
全く雨の心配はしてなかった。
ところが、なんたることだ!!?
予期してなかった台風が、週末にかけて
日本を襲うと言うではないか!
悪あがきは通用しそうにない。
潔ぎよく諦め、週替わりに持ち越した。
晴れて8月3~4日、快晴の小川山を
訪れることができた。
しかし!? 廻り目平に向かう途中、
岩根山荘で時を忘れ、油を売ってしまった!!?
腰を上げたのは11時を大きく過ぎていた。
今から廻り目平に向かっても、まず車を停めることが
出来ないだろう!?
と、いうことで人の少なかろう[ストリームサイド]へGO!
自分は過去にも遊んだことのないところ!
(どんなとこだろ? 不安!!?)
焼けたアスファルトを歩き、シャクナゲ歩道へと向かう。
渡らなければならない!
こんなに暑さが続いているというのに、
西俣沢の水はとても冷たく、30秒も浸かってられない!
「ぜったいに、こんな所で転びたくな~い!?」と
ミッチーが叫ぶ!
(って、俺を巻き添えにするなよ・・・!!?)
クライミング仲間であるギンゾーだ。
アイスワールドカッパーでもあるナイスガイ!!
とっても楽しい遊び仲間!
報酬である肉につられて、二つ返事でガイドを引き受けてくれた!??
「簡単なとこね! 簡単な・・・!!?」
よく言い聞かせ、ロープを送り出した。
「ガンバ!!」
否が応でも順番は回ってくる。
(仕方ない・・! やるか!!)
「へへッ! 3本・・・」
「休憩!、きゅうけい~ダァ!!」
場所を移して、再び指を立てる。
(随分と登ったな・・・!??)
やる気はあるのだが??
指皮が悲鳴をあげてきた。
ゴタクを並べ撤収を訴えた!!?
「今日は自炊だから、もう準備しなきゃ! 帰ろ??!」
しかし今更廻り目平で、キャンプができるとは思えない!
知り合いに連絡し、軒先を貸してもらうことにした。
虫除けの蚊帳を張り、晩飯の支度が始まった。
今晩の寝所を作った。
ハスラーキャンパースペシャル!?
完成?!
(これでゆっくりと寝れるわ)
乾杯が待ちきれないギンゾー!!?
「はやく!はやく!!」とアピールする。
それじゃ~、カンパ~イ!」
つられて、皆も食う!!
ステーキ、野菜の肉巻きetc、1.2kgの肉が、
瞬く間に胃袋へと収まってゆく!!
酒も進んだ!!
ギンゾーとはアイスシーズン以来ということもあり、
積もる話が弾んだ。
日付変更線を越え、灯りが消えたたのは言うまでもない!
(明日は大丈夫か?)
(明日はあるのか?)
(明日は頑張れるのか?)
(もう、寝よっと・・・)
明日へ続く
by 隊長