2019キャンフェスお手伝い(前編) |
月初め、2~3日で毎年の恒例行事となった
赤岳鉱泉[アイスキャンディーフェスティバル]が
開催された。
毎年継続で第9回を数える大行事となった!!
そして今年もジャンキー達にボランティア要請があり、
10人の面子を揃え八ヶ岳に乗り込んだ!
ボランティアスタッフの活動は2日だけ。
翌3日は鎖を解き放たれ、自由行動だ。
これまた毎年変わらぬ絵面だが、お伝えします。
2日
早朝、美濃戸赤岳山荘駐車場に車を乗りつける。
すでにエイゾー、ヨシゾー、コンゾーの3人は到着しており、
出立の用意を始めていた。
一番乗り!!
あわよくば荷物の隙間に体を沈め、堰堤まで楽しようという
算段だ!??
足先を捻じ込む隙間すらない!!!
堰堤まで空荷の行軍が始まった。
背中が軽ければ、足取りも軽い!!
いつも、こうありたいものだ。
(もちろん、これは私の話ではないが・・・)
(そんなことは、分かっとるってか・・・!?)
(俺も、吐息で髪の毛凍らせてみたい・・・)
(もう今や、叶わぬ夢か・・・!??)
(さあ、頑張んべ!!)
(なんで、こんなに荷物あるんだろ!??)
なんちゃってではあるが、アイスクライミングは
荷物が多い!!
追いついてきた! これで一安心だ。
昨夜降った雪の除雪に汗を流していた。
「おっはよ~!!」
回を重ねるごとに、協賛スポンサーも増えてゆく。
準備万端だ。
そう!? 今年も相変わらずジャンキー達に与えられた
仕事は、装備係!!
もうそろそろ配置転換してほしいのだが、
変えてもらえない!!?
この仕事、結構腰に来る!!
始まった。
長蛇の列ができている!!
皆ここに並んでいるが故、開会式には人がいない(笑)
見守るスタッフ達に向かって、
タイキの開会式あいさつが始まった!
(来年からは、受付時間を考えにゃいかんな・・・!?)
足元にひれ伏し、ひたすらアイゼン装着の
苦行が始まった!!!
一人だけ手に入れた。
メンバーからはブーイング・・・!??
元気な姿を見せてくれた。
(本当に彼が喜んでいるかは謎だが??)
大人気のコーナー! バーベキューの肉が
焼かれ始めたようだ。
入った途端、椀と箸を手に、アリの如く群がってくる。
焼き上がりが待てず、生焼けの肉を頬張る猛者たちも・・・!
待ちが出来ている。
逆に我々は手持ち無沙汰になってしまった!!
キャンフェス昼の部終了が告げられた。
大同心から横岳、赤く染まり始めた!!
「おつかれさんでした~!!!」
「おつかれ~!!」
とりあえず「飲みまっし!飲みまっし!!」
いつものことだが、この時点でかなり痛めつけられる!!?
やっと飯の時間になった。
(はら減った~!!)
甘酒、ホットワインが振舞われ、
新たな試みプロジェクションマッピングが、キャンディーに
映し出された。
そして、その移された滝を一人のクライマーがクライミングしてゆく!!
なかなか綺麗な情景だった!
( ・・・らしい・・・!!??)
(この時間、いつも飲んだくれていて一度もナイトショーを
見たことがない!!)
明日は朝から行動の南沢大滝、小滝。
(お前ら~、だいじょぶか~!!?)
(ちゃんと、あそべるか~!??)
ってか、「お前こそ、大丈夫か??」の声が、
何処からか聞こえてきそうだ・・・!
暗闇が目の前を覆ってゆく。
きっと明日の頑張りを、夢見ていたと思う・・・!?
後編に続く
by 隊長