湯川アイス撮影会?(1月18日) |
朝3時半、集合時間を過ぎてもアーナン軍曹が来ない!
電話をしてみるが、いくら呼び出しても出ない。
(あっ、これは爆睡モードだな)と、見捨てて出発する。
途中5時前に、電話が掛かってきた。
いきなり「すんませ~ん、やっちゃいました~」と
「ハイハイ、おやすみ!!ゆっくり休んでください」と切る。
よかった!途中で何かがあったのかとも心配していたが、これで安心だ。
着いた湯川は、一見よく凍っているかに見えたが、まだ少し早い様。
つららが下までつながっていない。
しかしコンチャン、イッチー、武留州は初めて見る氷の宮殿に感激、興奮している。
久しぶりにナンシー、ジェーンもゴルゴに連れられ参加してくれた。
元気にしていたようだ!
なんとか登れる所を見つけ遊び始めると、カメラを抱えた団体がやって来た。
聞くと、諏訪のカメラマン御一行様で「写真を撮らせて下さい」と言われた。
快く「いいですよ」と返事をし、マイペースで登る。
ところが、だんだんと注文が付き始める。
「赤い服の人に、登ってほしい」「そこで、足を上げてほしい」等
まるで、モデル撮影会の様になってきた。
武留州は氷の穴に興味を魅かれた様子。どうしても、その中に入りたいようで
6本歯のアイゼンで四苦八苦している。
それでも、なんとか中に入り込みご満悦!!
するとカメラが群がって「入り口から顔をだして~」と声がかかる。
それは、まるでイエティーが住み家から顔を出したみたい。
ある意味、微笑ましかった。
さて、そうこうしている内に今度はTVカメラがやって来た!
「テレビ信州です。取材お願いしま~す!」(きた、きた)
「OK,OK]と二つ返事。
実は、一昨年もここ湯川でTV(信越放送)の取材を受けた。
2007年取材風景
後日見たビデオには、きっちりと権三、リーダーのインタビュー。
もっともタナボタだったのは、ミノヤン。
氷に打ち込まれるノミックのアップから始まり、氷と闘う姿が映っていた。
「俺は、俺は?」と探してみると「えっ、これ!」というぐらい、一瞬わずかに
かすっていた。
一生懸命に登っていたのに、ちょっと不満だった。
そんな思いもあり、ふたたび巡ってきた機会に、同じ轍はふまないぞと
カメラの動きに注意していた。
ところがカメラがセットされたとたん、すかさずリーダーが「僕、登ります」
とロープをつないだ。
「こいつめ!!」
負けてはならじと、リーダーが下りて来るやいなや、ロープをひったくり登る。
下りてロープを解いていると、今度はリーダーのインタビューが始まった。
(いかん、いかん。このままでは一昨年と同じになってしまう!)
次にマイクが、振られるであろうという位置を、予測してそこに立つ。
「もう1人、話を伺おうかな」とマイクが差し出された。
ず~と頭に思い描いていた話をする。
「え~と、あのそのモゴモゴ・・・・」
今度はどうだ!!ちゃんと放送してもらえるだろうか?
まだビデオは見ていない。
一騒ぎした後は、若衆達にアイスリードの練習をしてもらおうと
ちょいタル・トップロープでスクリュウを打ってもらう。
ゴルゴ、コンチャン、イッチー、3人とも死んでしまった。
午後3時「よし、今日もよく遊んだ!撤収」
by 隊長